また、病気は弱いところに表れるという性質があります。
血管でも臓器でも同じ圧力やストレスを受けたら、弱いところが破れたり炎症を起こすようになっています。
ちょっと無理をした程度ならぐっすり休んで疲れをとれば回復に向かいますが、慢性的なストレスのある場合などは簡単にはいきません。しかし、「養生」を続けることで難しい病気が回復することもあります。
この場合の「養生」とは「補う」ということです。不足している「氣」を補うことができれば治癒につながるのです。高麗人蔘は「補氣剤」といわれ、七効説のひとつに「補氣救脱(ほききゅうだつ)」があります。
これは氣を補い虚脱を救うというもので、続けることで「滋養強壮」をもたらします。体質の強化・改善が期待できます。
参考文献:「はじめての高麗人蔘」~監修:長谷川秀夫薬学博士
